みなさんこんにちは!
今回は9月にディレクターデビューした岩城君の
インタビュー後編になります。
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<DとADの仕事の違い>
丸谷:
岩城くんは4年目で初めてDの経験をしたわけですが、
Dの仕事とADの仕事を比較して何が大きく違いますか?
岩城:
まずは演者さんとガッツリ関われる点ですかね。
ADの時は演者さんと関わるっていっても、お声がけするとか、
何か物を渡すとかその程度ですけど、Dになると番組の打ち合わせは
もちろんのこと、それ以外にも、現場の空いた時間とかに世間話を
したりもするので、関わる度合いが全然違います。
丸谷:それは楽しそうですね。
岩城:
そうですね。楽しいですし、嬉しいですし、ワクワクもします。
もちろん現場での責任もあるのでメチャクチャドキドキもしました(笑)
丸谷:
ちなみに今担当している「キョコロヒー」でも編集をしていますよね?
岩城:
そうですね。
丸谷:
ADとしてやっている編集と、今回Dとしてやった編集の違いは何ですか?
岩城:
今、キョコロヒーで任せていただいてる編集作業は、
基本的にすでにある素材を編集する作業になります。
自分ではないディレクターさんが構成を考えて、台本を書いて、
実際に収録をした映像の特定の部分をもらって編集しています。
今回の特番では、自分で構成や台本を書いて、実際に収録もやって、
すべての映像素材がある状態から編集がスタートしました。
なので同じ編集作業ですが、やっていることは全く違います。
丸谷:
なるほど。自分がすべてをやった分、映像の中身に対する理解度も
高いと思いますが、その分尺も長くて大変そうですね。
岩城:
そうですね。特に今回は過密スケジュールだったので(笑)
丸谷:
確かに(笑)でもこればかりは仕方ないですね。
岩城:そうですね。
丸谷:
今まではDから指示をもらう立場でしたが、
自分が指示を出す立場になってどうでしたか?
岩城:
まあ色々難しかったですね(笑)
でも普段はADをやっているので、
「こういう指示の出され方をすると嫌だろうな」とか
「こういう風に指示を出した方が伝わりやすいだろうな」とか
考えながらやるようにはしていました。
それでも自分が思ったことを伝えるのは難しいなと感じます。
自分の「やりたいこと」を相手に理解してもらって、
望むような結果を出すには、まだまだコミュニケーションや
指示を出す方法を考えないといけないなと感じます。
丸谷:
でもそういった思いやりの気持ちは大事ですね。
5年後、10年後もそのような気持ちを忘れずに!
岩城:
何言ってるんですか?そのころには偉そうにふんぞり返ってやりますよ(笑)
丸谷:
おい!(笑)
<今は早く次のチャンスが欲しい>
丸谷:
今回Dを初めてやってみて、総括するとどうでしたか?
岩城:
自分の出来ていないことが見えたというのは大きいです。
収録した素材の仮編集も今回自分で全部やったんですけど、
平岩さんチェックでメチャクチャ直されました。
全然ダメでしたね(苦笑)
丸谷:
直されたところはすべて腹落ちというか納得出来ましたか?
それとも「え?なんで?」って思いました?
岩城:
全部納得しました。最後に出来上がった作品を見て、
「あ、だからこうなんだ!」って全て理解出来ました。
自分の観点や知識がまだまだ甘いのだなと実感しました。
丸谷:
納得出来ているのであればよかったですね。
今回の経験を経て、今後はどうしていきたいですか?
岩城:
今はとにかく次のチャンスが欲しいです!
丸谷:
お、すぐ次やりたいんですね?
20点と言っていたので、落ち込んでいると思いました。
岩城:
もちろん落ち込みましたよ。反省しましたし、落ち込みました。
でも今回の経験を活かして次に早く進みたいです。
そして次は、今回以上の結果を残したいです。
丸谷:
その切り替えは大事ですね。前向きでとても良いと思います!
最後に、もしタイムマシーンにのって、Dをやる前の自分に会って
アドバイス出来るとしたら、何て言いますか?
岩城:
「勉強しろ!」ですね(笑)
丸谷:
(笑)じゃあ勉強しましょうね。
岩城:
ちゃんとしますよ(笑)マジでします。
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岩城くんお疲れ様でした!
今回のディレクターデビューはとても良い経験だったようです。
早く次の機会が来るといいですね!
そして次回は、今回以上の結果を出しくれることに期待したいと思います!