みなさんこんにちは!
インタビューシリーズ第2弾です。
前回の神邊さんに引き続き、2021年に入社した坪井さんです。
社内でレギュラー番組だけでなく、特番など様々な経験をした神邊さんと打って変わって、
テレビ朝日に常駐して働き続けた坪井さん。
神邊さんとはまた少し違った1年を過ごしたようです。
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「自己評価は4人中2位」
丸谷:
お疲れ様です。お忙しいところありがとうございます。
坪井:
いえいえ、全然大丈夫です。よろしくお願いいたします。
丸谷:
神邊さんのインタビューは見ましたか?
坪井:
いや、まだ見てません(笑)神邊もインタビューやったってのは聞きました。
丸谷:
今回、色々な年次の人たちのインタビューをやっておりまして、坪井さんにも来てもらいました。
坪井:
そうなんですね。
丸谷:
お題というかテーマも決まっています。ちょっと長いですが…(笑)
「順位をつけない時代にあえて問う!近くにいる同期の中で自分の社会人としての評価は何位?そしてその理由は?」です。
坪井:
(苦笑)えー、順位ですか…。
丸谷:
そうなんです。ちなみに今は横並びのADって何人いるんでしたっけ?
坪井:
自分を含めて4人です。
丸谷:
その中で坪井さんは何位だと思いますか?
坪井:
うーん…(しばらく考え込む)
丸谷:
別に〇〇よりも上みたいに実名を出す必要はないので(笑)
坪井:
(笑)それは出せません。そうですね…2位だと思います。
丸谷:
4人中2位ですね。その理由は?
坪井:
理由ですか…。
丸谷:
じゃあ聞き方を変えましょうか?なぜ1位ではないですか?1位の人は何が違うのでしょうか?
坪井:
その子はすごくハキハキ動くんですよね。
丸谷:
ハキハキ動く?(笑)ハキハキって話し方を形容するものでしょ?w
坪井:
そうですね。ハキハキ?シャキシャキ?あれ、何だろう(笑)
丸谷:
「キビキビ動く」かな?
坪井:
そうです!キビキビです!!(笑)
丸谷:
「キビキビ動く」ですね。で、どういうことですか?(笑)
坪井:
そうですね。自分はこの1年間は目の前のことで手一杯だったのですが、その子は自分の仕事だけでなく周りもよく見ていて、
他のADとかにも声をよくかけているんです。自分にはなかなかああいったことは出来ないなと思います。だから上の方からも
他のADからもすごく信頼されています。
丸谷:
なるほど。他のADよりも一回り上にいる感じですね。
「専門的な仕事を任されて過ごした1年」
丸谷:
では改めて自分を「2位」と評価した理由をお伺いしましょう。まず良い点として何を挙げますか?
坪井:
自分で言うのも何ですが(笑)自分は相手の懐に入るのが上手な方だとは思っています。年が離れている相手でも物おじせず
しっかりコミュニケーションをとるように心がけていますし、他の子よりかは出来ているのではないかなと思っています。
あとは、素材関係に関しては他のADからも頼られていますし、「坪井に聞けばわかる」と思ってもらえていると思います。
「〇〇から素材を借りるときの手順はこうだよ。」とか、「こうすると円滑に進むよ。」とか、自分にノウハウが
集約されているので、頼ってもらえているのはないかと思っています。
丸谷:
なるほど。坪井さんは今年1年間ずっと素材とサブをメイン担当していましたね。
坪井:
そうなんです。
丸谷:
では1位になれていない理由はなんでしょうか?
坪井:
さっきも言いましたが、まだまだ自分に周りを見る意識が足りないのだなと感じます。
4月のタイミングで担当番組のADが大きく変わります。正直怖いです。
丸谷:
怖い?具体的には何が怖いですか?
坪井:
教える立場になるのが怖いです。番組は自分の方が長くやってきたので、本当であれば教えなくてはいけませんが、
自分の担当業務にばかり集中して、他のADがどのような仕事をしているのか把握していないということに最近気づきました。
例えば、自分はサブ担当なのでハコ(編集室)での動きは分かりますが、その間に他のADがテレ朝でどのような業務をしているかは
正直あまり知りませんでした。自分が甘えていたというか…視野が狭かったのだなと痛感しています。このままいってしまうと
新人さんが入った時に「坪井さんは〇〇詳しいけどそれ以外のことは何も知らないよね。」みたいになってしまうのが不安です。
その他にも、リサーチや収録での動きなどもそうですが、他のADの人たちがやっていて自分があまり把握できていないことが
実は結構あるのだなと最近になって気づきました。
丸谷:
なるほど、視野を広く持つことは大事ですね。平岩さんが「アンテナを張る」という言葉をよく使いますが、
他の人が何をしているとか、制作全体を見て何が起きているかを把握しておくことは非常に大事ですね。
坪井:
そうですね。もっとちゃんと周りを見ておくべきだったなと今更になって感じています。
丸谷:
そのことに気づけただけでも良かったとは思いますよ。大切なのは気づいたことに対して自分自身の行動を変えていくことですから。
坪井:
そうですね。今はより積極的に動けるようになりたいなと思っています。入社当初はもちろんやる気満々で頑張っていましたが、
その後しばらくたってから「しんどいな」とか「やりたくないな」と感じることが多い時期がありました。今はそこを乗り越えて、
「もう一度頑張ろう!」と思えるようになっています。だから自分から積極的に動いて学ぶ姿勢がもっと必要だなと感じています。
1位の子みたいに、積極的に周りとコミュニケーションをとって、自分自身の業務だけでなく、他のADがやっている業務も理解して、
全体を把握して動ける存在になりたいと思います。
「視野を広げて、次の目標を見つける」
丸谷:
さて2年目に入る坪井さんですが、2年目の目標はありますか?
坪井:
うーん…(しばらく考え込む)私悩んでいるのはまさにそこなんですよね。明確な目標が自分の中でまだ見えていないんです。
例えば仕事をしていて、本当に忙しかったり大変だった後に、自分が許諾をとったものが台本に無事載ったり、放送が無事終わった
後は達成感を感じるし、頑張って良かったなと感じます。でも次のステップはどうしたいのかとか、目標が何なのかと聞かれると…。
丸谷:
なるほど。では、それを見つけることが2年目の課題の1つですね。
坪井:
そうですね。そのためにも積極的に動こうと思いますし、自分の仕事に対する視野を広げていきたいと思います。その先に何か自分で
「こうしたい」とか「こうなりたい」というものが見えたらなと思っています。
丸谷:
よい一年にしてください!本日はありがとうございました!
坪井:
ありがとうございました!