株式会社daInaRI

STAFF BLOG「人事がAD体験してみた」の巻 その➂~本番収録編~

2020/01/22

皆さんこんにちは!

丸谷のAD体験記第3弾です。

今回はスタジオ収録編です。

テレビ制作で一番華やかなお仕事です!!

丸谷もドキドキ半分、ワクワク半分で当日の朝を迎えました。

 

ちなみに放送が終わったのでお話をさせていただくと、今回私がAD見習い(?)として制作に携わったのは、

フジテレビの「宮根誠司の日本もうけ話」という年末に放送された特別番組です。

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/moukebanashi/index.html

 

それでは当日のお話です。

AD丸谷は収録現場…ではなくまず会社に朝の向かいました。この日は朝8時に集合。

必要な機材、備品、その他必要なロケ道具を持ち、先輩方と一緒にタクシーに。

今回の収録現場は、渋谷スクランブルスクエアにある「WeWork」のコワーキングスペースを使わせていただきました。

初めて入りましたが、建物大きい!超綺麗!セキュリティ厳しい!何故かよく分かりませんが最初入るときに緊張しました(笑)

↑オフィスからは東京が一望できる!外の景色も圧巻でした☆

 

今回の投稿は長くなりそうなので(笑)まずは丸谷が実際にやった業務を時系列で書き出したいと思います。

①収録現場のセッティング

②楽屋のセッティング

③買い出し

④AD同士での台本打ち合わせ

➄昼休憩

⑥リハーサル

➆もの出しの準備

⑧本番

➈インサートの撮影

➉後片付け・撤収

 

<①収録現場のセッティング>

荷物の搬入が終わると、まず最初に現場のセッティングを行いました。

今回はテレビ局や、撮影用に借りたスタジオではなくオフィスだったので、まずは撮影用にソファーやらテーブルやら

配置を変えていく必要がありました。

すべて借りもので、終わった後に元に戻さなければいけないので、最初に写真を撮り、それぞれの家具がどこに

あったか正確な場所が分かるように目印のテープを貼りました。

 

<②楽屋のセッティング>

引っ越しやの如く家具を移動させた後は(笑)出演者の方が入られる楽屋の準備です。

今回は個別のオフィスやミーティングルームを楽屋として使用させてもらいました。

それぞれの楽屋が誰か分かるように、お名前の書かれた紙をドアにはり、飲み物、弁当、鏡などを設置します。

 

<③買い出し>

ここで買い出しが必要なものが発生。

お金を預かって、東急ハンズ→Can Do→ヤマダ電機とお店を渡り歩きました。

買い物に便利な渋谷でラッキーでした☆

 

<④AD同士での台本打ち合わせ

戻ってきたら、楽屋の準備は終わっていました。

この時点で11時過ぎ。

その後、AD同士で台本を読みながら打ち合わせを行いました。

今回は吉田さんが中心となり、物だしや演者さんがVTRを見るときのイヤーモニターを渡すタイミング、回収する

タイミングについて再確認しました。

 

<➄昼休憩>

ここで少し時間が空いたので、自分はお昼休憩に入りました。

今回は私の大好きな「とんかつのまい泉」のお弁当でした!(笑)

↑平岩社長、弁当食べながら台本の確認をしています。

 

<➄リハーサル>

お昼を食べ終わるころにはカメラを担当する技術さんたちのセッティングが終わっていました。

↑当日の収録現場

そしてカメラさんを交えたリハーサルに入ります。

まずは余計な物が見切れないように、再度家具の調整などを行いました。

またカメラに映りこまないように、各スタッフの立ち位置なども決めます。

D陣は演者さんにカンペを出す必要があるので、映らないギリギリの前の位置で待機し、我々AD陣は後方で待機しました。

 

そしてリハーサル

リハーサルでは演者さんはいないので、カメラをどこから撮るのかを確認するために、演者さんの席にD、AD陣が入ります。

↑こんな感じです。吉田さんと辻井さんが演者さんの代わりに座っています。

台本に沿って進めながら、どのカメラが誰(何)をどの角度から撮影するのか、細かい指示を平岩社長が出します。

ちなみにこの間に「おはようございまーす!」と演者さんたちが続々と到着されました。

 

<➆物だしの準備>

リハーサルが終わると、P、演出、Dの皆さんは演者の方々と打ち合わせに入りました。

その間我々ADは物だしで使う、タピオカ、ザバス、食パンの準備をします。

↑本番前の吉田さん。ロケ、収録の時はいつもこの出で立ちです(笑)

ちなみに吉田さんの前に置いてあるのが、食べ比べで使ったお皿です。

お皿の並べ方、向きまで細かくリハーサルでは決めます。

 

<⑧本番>

そしていよいよ本番!

本番は本当に楽しい時間でした。

でも自分の出番を間違えないように、爆笑しつつも台本片手にしっかり追い続けました(笑)

ちなみに台本はあるものの、その時の会話の流れや、ゲストの受け答えによってどんどん展開が変わっていきます。

演者の方も臨機応変に対応しつつ、時には面白いアドリブを入れたり、時にはスタッフ陣がカンペで指示を出したり、

本当に演者さん、スタッフが一丸になって番組を作っているんだと実感しました。

ただし、今回初参加の丸谷は台本見ていても一瞬、今どこらへんか分からなくなることが何度かあり焦りました…。

当然ですが、本番中に「ここどうなってましたっけ?」なんて言う人はいません(笑)

各々が自分の立ち位置で、自分が任された業務をしっかり完遂するプロフェッショナルですから!

幸い丸谷も特に大きなミスをせず、無事終わりました(笑)

 

<➈インサートの撮影>

本番収録が終わった後も、スタッフの仕事は続きます。

演出、D陣はインサートの撮影。

今回は様々な商品が使用されたので、各商品の映像をアップや違うカットで撮影しました。

例えば、今回では食パンが使われたのですが、食パンをテーブルに置いている映像、食パンを裂く映像、

裂いた食パンを並べた映像…みたいに何パターンか撮影を行います。

 

<⑩後片付け・撤収>

インサート撮影が終わったら、片づけです。

終了時間が決まっているのでスタッフ総動員で大忙し!

ごみも含めて、来た時よりも荷物が増えているので、準備よりも大変な気がしました(笑)

片づけが終了し、撤収!何人かに分かれてタクシーに乗り、無事帰社しました。

 

 

朝8時に集合し、帰ってきたのが19時過ぎだったので、11時間強という収録でした。

しかし、(初めてだったからかもしれませんが)あっという間でした。

ロケや収録など楽しくて華やかな瞬間にも立ち会いましたが、その裏では沢山のスタッフさんが地味かつ綿密な

準備をしていて、そのおかげで自分たちは面白い番組を見れるのだと実感しました。

改めて、毎日プロとして働く制作スタッフの皆さんを尊敬する機会になりました。

 

 

↓ちなみにこの日は吉田さんの誕生!ということで打ち上げを兼ねてお祝いしました☆

みなさんお疲れ様でした!

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