みなさんこんにちは。
もう2023年も残りわずかですね!
みなさんにとってどんな年になったでしょうか?
私はあっという間でした。年々速くなっている気がします(笑)
さて今回は、改めて「テレビ制作って職人なんだなぁ」と
感じた経験があったのでお話しさせていただきます。
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先日、年末特番のロケ&インサートロケの助っ人で、久々に現場に行きました。
私が呼ばれる時は、大体ADが足りないとか、荷物運搬やらお使いがメインですが、
今回は外国の方にインタビューするということで通訳要員として呼ばれました…
ですが、ロケ当日は私の出番はありませんでした。
たまたまその日はお店に外国の方がいなかったので私の出番はなし(笑)
1傍観者として普通にロケを楽しみにましたw
そして、後日再び同じ現場へ!今度はインサートロケです。
今回は、ロケで収録させていただいたお店で商品やお店の内装、
外観などをテンポよく撮っていきます。
何やら平岩さんが難しい顔をして何かを見つめています。
神邊さんが持っているのはカメラが撮っているものを移すモニターです。
スタジオなどでは、大きなモニターを置いて確認したりしますが、
こうやって動きが多いときは持ち運びが出来る小型のモニターで確認します。
平岩さんがリアルタイムで映像を見ながら、カメラさんに細かい指示を出します。
こちらは厨房の中で大人数は入れないので、平岩さんとカメラさんのみ。
ずーっと難しい顔をしてますね(笑)
でもしばらく経つと「はい!OKです!ありがとうございました。」という声が聞こえます。
同じ画を通る場合でも、様々な方向や角度、距離で撮っていきます。
その中でベストテイクの映像が、実際のテレビで使われるということです。
ちょっとライトが眩しくて分かりにくいですが(笑)
こちらは商品撮影をしています。
今回は食べ物だったので、神邊さんが実際に持ち上げているところを
カメラさんが映像に収めていきます。
商品ごとに、カメラの角度、照明の角度や強さ、商品の持ち方などを変えてきます。
実際のテレビ番組では数秒しか使われない映像ですが、すべて慎重かつ丁寧、
そして一切妥協しません。
ちょっと震えたら録り直しになるので、神邊さんはドキドキです(笑)
私もやったことありますが、お箸で何かを高く持ち上げて、
震えないでその状態をキープするって結構難しいですよ!w
テレビ制作は、クリエイティブで面白いものを作るというイメージですが、
(もちろんそのイメージは間違っていませんが)
こういう収録風景を見ると、私は「映像職人だなあ」と思います。
しかも、1人で淡々と作るのではなく、カメラさんや音声さん、
照明さんや様々な人と協力してもらって1つのものを作り上げます。
他の人に協力してもらいながら、自分がイメージした映像を作る。
そこが大変であり面白いところなのかなと私は思います。
まあ、私はやったことないので全然分かりませんが(笑)
あくまで素人目で見た感想だと思ってください。
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久々の現場はとても楽しかったです。
恐らく私に何の責任もないからだと思いますが(笑)
でもちゃんと役目果たしましたよ!ちゃんと通訳もやりました!w
テレビ業界と言うと「とても華やか」というイメージが先行しがちですが、
華やかな瞬間はテレビ制作においてかなり限られた時間です。
私なりにディレクターさんが仕事をしている姿を見ていて感じるのは、
「映像を作る職人さんである」ということです。
それは収録だけでなく、編集をしている時や、構成や台本を書いている
姿を見ていても感じます。
すべては「面白い映像」「感動する映像」「情報を分かりやすく伝える映像」
様々な映像を作り上げるためのステップです。
そんな世界だと聞いて皆さんはどう思いますか?
これを聞いても「やりたい!」「自分も映像職人になりたい!」と思う方は、
ぜひテレビ業界の門を叩いてみてください!
こちらはおまけのお写真。
もうすぐクリスマスですね!
皆さんも素敵なクリスマス、そして年末年始をお過ごしください。